実体験とファンタジーを混ぜて小説を書いてみよう!

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2012年ごろ、東京で外国人向けのデリヘルに登録していました。

オーストラリアに本部がある会社から、メールで、こんな人がこの日に会いたいと言っていますが大丈夫ですか?と連絡が来て、大丈夫です、と返信すると、日時、場所、相手の名前などが記載された確約メールが来ます。

大体出張に来たサラリーマンなどで、高級なホテルに滞在しています。

非現実な日々を過ごすと、誰にも話せない中、自分の考えたことや見たもの、聴いたものを取り出す場が必要なので、小説形式にして、日記を書いていました。

小説を書く人は、読む人よりも多いというデータがあります。

不倫や、一夜限りの出会いなど、もし誰にも言えない体験があるなら、人に見せず、書いてみませんか?

また、誰かに言いたくても言えない片思いをしている方もぜひ書いてみてくださいね。

結構気分転換になるので、今回昔いくつか書いたものをこっそり紹介しちゃいます。

1、イギリス系白人と冬の出会い

クリスマスが近づいていた。

午後1時に日本橋のマンダリンオリエンタルの31階から見た景色は、灰色だった。

スカイツリーが空の色と同じ色合いになって、揺らめいていた。

イギリス人のジェームスとのデート。

黒いドレスに黒いハイヒール、黒いクラッチバッグ。

 

ホテルの壁に同化しそうな存在に化けて、部屋の鏡に映っている、私。

ジェームスは商社マンで、日本人の奥さんと離婚して、今はアメリカに住んでいるらしい。

ランチの時にアメリカでは太っていないつもりだったのに、日本に来るとすっごいデブになった気分だよ、と笑った。

経済的に成功しても、独り身だから、働いてるんだ、と自嘲する。

 

部屋に入ると、男の人は豹変する。ああ、やっぱりそういうことがしたいんだね。

ピンク色のペニスは何度見ても、おもちゃのような色に見える。

白人のペニスは魚肉ソーセージみたいな色をしていて、

柔らかくて、別物みたいだな、と思いつつ、咥える。

 

フェラチオをして男性が反応が薄いのは日本でも外国でも同じだな、と思う。

セックスの時は白人男性のほうが「oh・・・」「AHHHH!」のように声を出すので、

動物のようだな、とこっそり笑ってしまう。

 

「何回いったの?」と聞かれたので、

「いっぱいいっちゃった」と答える。

 

他にも何か言っているが、

わからないふりをする。

セックスのピロートークは仲が良くないと、盛り上がらないよね。

まして、英語なら、なおさら。

 

シャワーを浴びて、お金を受け取り、部屋を出る。

17時なのに、暗い。

 

日が暮れるのが早くなったな、と思いながら、乗ってきた自転車で港区へ帰る。

 

日本橋を疾走する。三越。高島屋。

エントランスの暖簾がひらりひらり。

合間に巨大なディスプレイが顔をのぞかせる。

 

あちこちにイルミネーションがついている。

 

東京に来たんだ。

外国人向けのデリヘル。

数奇な縁でそんなことをしている。

あー闇だ。この世の闇。

光と闇は共存しているから、

闇だと知っていて、また、光を期待してしまうんだ。

 

今日の人はいい人かもしれない。

そうやって、互いをごまかしあっているウロボロスの蛇だ。

クールJapan、おもてなしのこころ、20代の日本人女子、販売中。

自転車でかっ飛ばす、東京の夜。

クリスマスはどうなるのかな。

年末は、沖縄で気分転換しよう。

年が明けたら、また、別の運命が待っていることを祈って。

 

2、イタリア系アメリカ人のエミリオとの話

神楽坂で外国人の部屋に行った時の世にも奇妙な物語。

もののけに、会ってしまったと思った。

近くのお店で待ち合わせをして、男性の家に案内される。

部屋に一歩踏み入れた時、招き猫がたくさんいて、戦慄した。

 

べッド以外は全部はこ。箱はこはこ。部屋なのに、寝床しかないような部屋。

エミリオはイタリアから来た、小柄な男性で、アニメグッズや骨董品の売買をしていると言っていた。

招き猫コレクターで、ちょっと有名らしい。

人生の後にも先にも、招き猫に監視されてセックスする機会はないだろうな、

と服を脱ぎながら思った。

 

アニメ好きがきっかけで、日本に住んで10年だとか。

日本語が中途半端に喋れるのが、面白い。

「ねぇ、しゃぶって」

「気持ちいいか?もっとほしいか?」

「いくときはいくっていうんだぞ」

日本のエッチなアニメ、「ヘンタイアニメ」の効果だろうか。

どこで学習したんだろうと思ってしまう、流ちょうなエロい会話が出てくる。

エロは知性を高め、人間を進化させるという。

誰かと付き合いたいと思って学習する外国語は、

10倍ほど上達力が違うらしい。

 

しかし、エロワード以外はあんまり日本語しゃべってないよな、等とくだらないことを考えてしまう。

ラテン系の男性の身体は日本人と似ていて、とても好きだ。

特にくるくるしたブラウンの体毛は、ぬいぐるみみたいで可愛い。

外国人は正常位とバックが好きだけど、

エミリオは騎乗位がすきで、

 

下からおっぱいを揉むのが特に好きらしい。

「もみもみ」っておもしろい日本語だよねー

おっぱいをもむときの男性は無心で幸せそうだ。

完全にアダルトビデオで学習しているセックスをニコニコして受け入れる。

神楽坂では同じように外国人と夜を過ごしている日本人女性がどれくらいいるのだろう。

 

これもまた、国際交流。

いっぱい感じて、気持ちよくなってね。

騎乗位をしながら、そんなことを思う。

ありがとうございましたー。

また来てねー。

近くに止めておいた自転車で帰る。

 

愛知県の山奥で見た星もきれいだったけど、

夜4時の神楽坂の星空もなかなか綺麗だ。

神楽坂は都の規制で高い建物がないと言っていた。

人気のない商店街を駆け抜ける。

ETみたいに自転車をこぎながら、このまま星空の中に消えていけないかな、と思う。

いつまで東京に住むのかな。

いつまでこんな仕事が出来るんだろうか。

 

来年もオファーは来るのだろうか。

進むしかないのだ。

生まれ落ちた以上、納得するまであがいて生きるのだ。

I love you,all.みんな大好きだよ。

Please love me.いっぱい愛し合おうね。