万福和合神~そして少女は女になる~

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さて前回(北斎の最大の春画物語作品、万福和合神をご紹介します!)、強姦されてしまった薄幸の美少女のおつびちゃんと、オナニーに目覚めたお金持ちのお嬢様のおさねちゃん。

2人の運命はどうなるのでしょうか。続きを見ていきましょう。

5.「おさねの話二」

あれからおさねは「いく」という感覚を知り、毎晩毎晩両親のセックスを見ては、興奮してオナニーをしているうちに、我慢できなくなってきて、住み込みの丁稚(でっち)の、けつ之助(けつのすけ)に声をかけ、ままごとのようなものから始め、半むけのちんぽこをすりつけて、入れるやら入れないやらで遊んでいると、なんだか気持ちのいい気がして、本気になってしているのを、両親は見つけて、このままにはしておけないと思い、おさねを他の屋敷に小姓として仕えるように出してしまった。

(以下、両親が2人のセックスを目撃して、興奮してセックスを初め、4人同時にいく、という描写があり、4人4様の喘ぎ声が書いてあります。)

好奇心満々のおさねちゃんは、さっそく本番のセックスに進んでしまいましたね。

それを見てスケベな両親がセックスを初め、4人同時にいく、というのがユーモラスで、北斎らしい展開だと思います。

北斎はこうしてわざとらしいくらい話を作り上げて、面白さを演出するのでした。

6.「おつびの話二」

さて、おつびはようやくおまんこの痛みも引いて、今度はある女隠居(未亡人の女性)の家に住み込みの奉公へ行きました。

この女隠居がとってもスケベで毎晩近所の若者を引き込んでは、夜通しよがりまくっていました。

男はいきり立ったイチモツをぐいぐい押し入れて乱れ突きをし、女隠居は太ったお尻をくねらせて、キスをねだって、あえぎながら、色々と世迷いごとを呟きます。

おつびは寝床でこの声を聴き、ふすまの隙間から覗いてみると、男と女が上になり、下になり、くんずほぐれつ乱れまくっているのを見て、興奮して、むずむずしてきて、中指でいじってみて、なんとなく快感を覚え始めます。ようやく終わったようで、女隠居が眠りについたのを見て、ああ、ようやく寝れると思い、おつびが床に戻ると、女隠居とセックスしていた男が、セックスを知らない初物を頂こうとおつびの寝床へ来ていました。

怖いような、うれしいような、恥ずかしいような、複雑な気持ちがよぎるのも、押し倒されたのを幸いに思うことにして、力を抜くと、男はそっと割れ目の隙間を触り、指を動かすと、先ほどの行為からぬらぬらと濡れていた愛液が溢れ出し、指がするりと入り、やんわりと動かされるととろけるような気持ちよさ。

おつびはキスをされて、抱きしめられながらゆっくりと挿入されると、膣の中からあたたかい愛液がどくりどくり抜きさすごとに溢れ、お尻までしたたり、全身がぞくぞくし、手足がすくみ、「あぁ、いぃ」と、いくことを覚え、気持ちよさそうな顔を男に見せるのでした。

(おつびと男の激しいセックス描写と会話があります)

おつびちゃん、今度もまた寝取られてしまうのですが、床上手な男性に優しくリードしてもらい、セックスの気持ちよさを知ることが出来たようです。

この時代、避妊は和紙を膣に入れるなどして行われていましたが、妊娠してしまう場合も多く、漢方やツボ押しなどで流産させる堕胎専門医がたくさんいたようです。

7.「幾世の話」

さて、おさねちゃんは小姓に出た先で幾世(いくよ、またエッチな名前ですね)と名付けられ、働いていましたが、同じ屋敷で働いている色之助という男に目を付けられ、

一室でとらえられて初めて男の人に愛撫され、セックスでいくことを堪能します。

それから尻を動かし、しゃくり、どんどん動き方を覚えて、セックスが上手になりましたが、ある時から生理が止まり、おなかが大きくなってきて、これはまずい、ということになり、嘘に嘘を重ねて2人で退職し、子供を堕ろしに出かけます。

(おさねと色之助の激しいセックス描写と会話があります)

さて、好奇心旺盛なおさねちゃんが道を踏み外し始めます。妊娠し、嘘をついて仕事を辞めるなんて心配ですね。

どうなってしまうのでしょうか。

8.「女医と男妾の話」

月水早流し(堕胎専門医)の看板を目当てに、日暮れごろに医者を訪ねて行ったが、この女医も男妾を飼っており、暗くなってきたのを幸いに、互いに座ったままでセックスし始めた。ちょうど戸口でそれを目撃したおさねと色之助は、我慢できなくなって、ドアに手をかけながら、立ったままでセックスを始める。

中では床がギシギシ、棚がガタガタ、外では入口の簾がガラガラ。

あえぎ声、ぬるぬるぴちゃぴちゃ粘膜の音、キスの音、家の内と外、同時に絶頂に達して精液どくどくぬるぬるぬる。

時がたち、中と外でしんとなり、ため息をつき、紙の音ががさがさがさ。

 

「ごめんください」

「はい、どちら様でしょうか」

(女医と男妾、おさねと色之助の激しいセックス描写と会話があります)

 

座ったままと立ったままの体位が登場しましたね。

4人で同時にいった後で、時間を置き、とりすまして、「ごめんください」「はい、どちら様でしょうか」という会話があるのが面白いですね。

上巻から中巻へ移り変わるところなので、話の繋がりが分かるように、おさねの話が続きました。

9.「おつびの話三」

さて、おつびは1年間の奉公で時々女隠居の相伴にあずかり、一緒にセックスしながらも、しっかりと仕事を勤め上げ、給金を頂き、家に帰ろうと思ったが、家も狭く両親の邪魔をしてはと思い、向かいのいくの屋という宿に数日の宿をとりました。

このいくの屋の夫婦も年中セックスし通しの好き者で、寝床までセックスの音が聞こえてきてしまう有様で、おつびは寝れずに股がぬるぬるしてきて困ってしまいました。

おかみさんが「おつびさん、おつびさん」と呼ぶので下に降りると、「代わっておくれ」と言われ、藪から棒に突っ込まれると、ぬるぬるとしていたおまんこがあっさりと挿入を受け入れて、きゅうきゅうとおちんちんを締め付け始めます。

その間おかみさんは煙草を吸い、一息ついて2人の様をながめ楽しみ、2人がいって一息ついた頃合いに、「ねぇあなた、代わりましょう」と亭主に声をかけます。

(亭主と女房の激しいセックス描写と会話があります)

セックスに取り憑かれた人しか出てこないのか!と思うかもしれませんが、この畳み掛けるような怒涛のセックス描写も、ゴージャスな絵の力と面白い語り口ですんなり腑に落ちてしまいます。

 

さてさて、性愛の渦に巻き込まれ始めたおつびちゃんとおさねちゃん。

物語は、万福和合神~そして女は妻になる~へ続きます。