江戸時代の性を知る エロ春画の大きなおちんちんの謎を解きセックス名技を盗んじゃおう!

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春画と言えば、おっきなおちんちんとおまんこですよね。

なんと、顔と同じ大きさで性器を描くのがセオリーだったそうです。

「北斎漫画」に見られるように、いくらでも実写的に正確なサイズに描けたはずなのに、どうしてあんなに大きなおちんちんを書く必要があったのでしょうか?

それには、浮世絵の発達には欠かせない歌舞伎のブロマイドの存在がありました。

歌舞伎と春画の深い関係

歌舞伎の源流は遊女歌舞伎。

「出雲の阿国」という女性が踊り始めたのが、始まりです。

旅をし、芸を披露する女たち、若衆たちが、まず人前に姿を現して、気に入ってもらったら客を取り、宿で売春をしていました。

歌舞伎は幕府の介入があり、野郎歌舞伎として成人男性のみが行えるの芸能となり、遊女文化は花街という形でそれぞれの文化が都市の成熟と共に盛んになりました。

当時の歌舞伎は音楽、踊り、人気演目、有名役者、舞台芸術、すべて揃ったスーパーエンターテイメント。日本各地であっという間に広がったのもゆえあること。

歌舞伎俳優の絵はジャニーズのブロマイドのように飛ぶように売れたことでしょう。

歌舞伎の演目は、政治的な風刺を避けるため、実在の人物や時事を扱うことを禁じられ、どんどんファンタジー化して大胆なストーリーになっていきました。

「興なくばつまらなきものなり」、興奮するおもしろみがないと、つまらない!といわれ、うそを面白く見せる「かたち」を楽しむものへと変化しました。

そして、その影響は、歌舞伎の役者の顔を書いていた浮世絵、春画の性器の誇張にも、波及し、嘘を「おもしろく」描く表現の確立に繋がりました。

むちゃくちゃな場面設定、強引なストーリーも江戸の派手好きな感性が感じられます。

 

あけっぴろげで、明るく、面白がって見るから、男女が仲睦まじくなり、深いえっちができるのです

きっと、男女の間にこんなやり取りが繰り広げられたことでしょう。

「見てみて、春画の新作よ」

「おや、こんな体位面白いね」

「こんな大きなおちんちんなんてありえないわ」

「ふふふ、おもしろいじゃないか」

「まぁ、タコやら犬やらがエッチなことをしているわ」

「あぁ、でももう、もぅ、なんて言ってきもちよさそうだぞ、こんな風かな」

「あら、やだわ、えっちなことを」

「ふふふ、もうこんなに濡れてるじゃないか」

「ああん、およしになってぇ」

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぬぷぬぷぬぷぬぷ。。。。。。

 

愛撫の仕方を知ると、春画は100倍面白い!

では、江戸時代の男性は女性を実際にどうやって愛撫しているのでしょうか?

ここでは特に重要とされている「伺う」「核すり」「縁すり」「底突き」の四つのテクニックを紹介します。

これを知れば春画を見ると、ああ、この技をやっているんだ、と楽しくなることまちがいなしです。

「伺う」

指で女性器を愛撫して、いかせる方法です。

先ず女の子を仰向けに寝かせて、腰やふともも、また、外陰部を優しく撫でましょう。

中指と人差し指を使って恥丘を撫で、クリトリスを見つけて撫で、軽く揉むように愛撫します。そして、親指の腹でクリトリスを刺激しながら、小指と人差し指をゆっくりと女陰に差し入れて、ゆるゆると動かします、出し入れせずに、手を当てて、ゆっくりと揺り動かします。ずっとこれを行っていると、女性の腰は浮いて、尻をすぼめ、全身をゆすり、そのうちに絶頂に達するでしょう。

達したら、少し休ませてあげてまた行うと、再び快感を取り戻し、幾度も幾度もよがり狂うでしょう。

「核すり(さねすり)」

これもまた、挿入せずに女性を絶頂へと導く方法です。

先ず、十分に愛液があふれる状態になった女性の間に、男性が座ります。

女性の両ひざを、男性の太ももに乗せ、男性器をぬるぬるになった女性器にこすり付けます。男性も女性も非常に快感を感じ、行い続けるうちに絶頂に達するでしょう。

男性器は立った状態でなくても、こすりあうだけでとてつもない快感を伴います。

また、男性が動かずとも、女性の尻を持ち上げ、揺らして同様のことをしても良いでしょう。

「縁すり(ふちすり)」

今度は、勃起した状態で、亀頭のみを使い、核すりと同様の体勢で、ぬるぬると外陰部、クリトリス、そして入口を刺激します。

少し入れてはじっとして、また取り出し、ぬるぬると刺激することを繰り返します。

女性の愛液はあふれること限りなく、挿入をねだるようになるでしょう。

「底突き」

これは、奥深くまで挿入し、男性は動かず、女性のお尻をゆり動かし、接合を楽しみ、男女とも絶頂に達する方法です。

夢の中を漂うような快感と繋がっている安心感をずっと味わい、高まり、男女がまじりあい、とろけるような心地に至ります。

また、この間の女性の興奮してゆく様をこのように記しています。

初めは口を小さく開け、遠慮がちに口づけをし、舌先をチロチロと触れ合うだけであるが、感じてくると舌を少し出し、男に吸ってもらいたいような口づけになり、また、ペニスを挿入すると、女性は口を開き、舌を男性に押し付けるような具合になり、お互いの舌をからませて吸いあうような口づけになる。

徐々に息を引き込むように、唸るようになると、そのたびごとに膣は男性のペニスを締め付ける。そして、いく寸前になると口で息を吐き、男性に抱き着き、全身でからみつく。

男性が射精して抜こうとするとすがりつき、呼吸が落ち着くまできゅうきゅうとしめつける。

そして、ニコッと笑って、抜いてあふれ出る精液を紙で拭きあい、乱れた髪を恥ずかしがるようになる。

これは全部春画の後ろに描かれている文字です。

今ここでセックスしているのを描写しているかのように詳しく具体的な変化を記しています。

春画はおちんちんが挿入されていないものも多いのですが、こういう風に入口やクリトリスを刺激する技を行っているところなのですね。

浮世絵は、絵師(えし)と、彫師(ほりし)と刷師(すりし)と出版元の皆の協力があって世に出るのですが、こういう文章に触れると、英泉、北斎、歌麿、春信など、みんなそれぞれが、新しい価値観を作る誇り高い仕事として春画に取り組んでいたのではないでしょうか。