「モモ」と精子と卵子からみる現代社会の男女の仕事感覚の違い

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こんにちは。整体師、モデル業をしております、エリカです。

 

「やった、生理だ」「あー生理かぁ・・・・」

 

毎月、色々な受け止め方はありますが、生理は女性にとって当たり前に来る物ですよね。

 

ところが男性はこれがないわけで、恋人と長く付き合った経験のある男性でないと、生理前だけいらいらしたり、ムラムラしたりする女子の感覚は理解するのが難しいかもしれません。

また、男性は男性で2日に1回くらい射精しないと健康な精液が作られないので、セックスかオナニーをするメカニズムになっています。

なんと、それ以上時間を空けると精子の運動能力が弱まり、DNAが損傷された精子が多くなるとか。これも1ヶ月に1回ムラムラする女性にとってはなかなか分かりづらい感覚ですよね。

今回は、そんな男女の仕事感覚の違いについて考えてみたいと思います。

女性と男性の生活リズムの違い

最初に、生理と射精の話をしましたが、これはつまり、女性のリズムと男性のリズムと言い換えることが出来ます。

女性の卵子は、生まれたときに全部の個数があり、初潮を迎えてからは、1ヶ月に1個の卵子を大きくして、子宮を準備して、排卵を迎えます。

それに対して、男性の精子は毎日サイクルです。精子を出したら新しい精子が作られるので、精通を迎えてからは出すことが日課のようになっている男性が多いと思います。また、オナニーをしないと精力が低下するので、トレーニングのためにも頑張って射精している方もいますね。

 

また、性交渉の仕方も女性は「いつでもできる」と言われるように、レイプされても膣はペニスを受け入れることが出来ます。

それに対して、男性は「勃起しない」という現象があるように、本当に交尾できない相手には「勃たない」「中折れする」という形で、性交渉を拒否できます。

恋の仕方も女性は「{興味がなくても}セックスしたら好きになる」男性は「好きだからセックスする(セックスしたら興味をなくなる場合がある)」というように対照的です。

 

このように女性という生き物と男性いう生き物の違いと、現在の社会の仕組みが「男性が働きやすいのは何でだろう」と漠然と考えていたのですが、今回、「モモ」という本を読んで、腑に落ちました。

 

「モモ」は、ミヒャルエンデ著のファンタジー作品です。

モモはある田舎町に突然やってきた孤児の女の子で、モモは人の話を聞くのが上手で町中の人に可愛がられる存在でした。

ある時、「灰色の男」が町中の人に時間を節約するようにけしかけ、効率よくやらねば時間が無くなる、と焦燥を植え付け、次第に人々の働き方、生き方が変わっていくようになります。

モモは灰色の男が「時間どろぼう」であることを知り、彼らを退治しに出かけます。

 

では、「モモ」でわかる男女の仕事感覚の違いを以下の3点でご紹介いたしますね。

 

1.現代社会の根幹が「利益追求」にあること

社会の時間習ったと思いますが、人間社会に「お金」が発明されて、お金によって「貯蓄」が出来るようになって、貨幣経済が発達し、国家の経済の仕組みが2つに分かれました。

皆で働いて国家が分配する「社会主義経済」と働く人が稼いで、社会保障が再分配する「資本主義経済」です。

このお金の仕組みが、軍事産業、国家拡大思想と結びついたのが第二次世界大戦ですよね。

 

今回は資本主義の話をしたいのですが、日本は現在、「金額は無制限に稼げる」システムですよね。

定められた税金を納めないと脱税で逮捕されたりしていますが、稼ぎすぎて逮捕されている人はいませんね。

稼ぎたいかどうかは人それぞれですが、会社は「目標」を定めて、それをクリアすること、多くの場合は金銭的な目標値をクリアすることで継続しています。

「沢山の人に美味しいご飯を提供すること」という最初の目標も、会社として多くの人に共有されるには「1000円のお弁当を毎日1万人に売ること」というような形で明文化されます。

 

つまり、「いっぱい/ほどほどに稼ごう!」というのが目標になり、稼ごうと思うと競争、差別化のため、「毎日仕事」したり、「新規開発」したり、仕事が増えますね。

特に街の商店街がアマゾンやイオンの台頭で潰れてしまうように、今の時代比較し、値段が安いものか、目新しい物(新しい風に価値を再提案した物)が好まれますよね。

ところで、子供のなりたい物ベスト3は、男の子が1位サッカー選手、2位野球選手、3位学者や発明家(博士)、女の子が1位食べ物屋さん、2位保育園、幼稚園の先生、3位学校、塾の先生、と15年ほどほぼ変わらない同様のデータがあります。

 

見た瞬間に、男性は年俸や年収が高そう、女の子の方は月給15−25万円くらいかな、と思う職業ですよね。

元々男子は外で活躍したいし、稼ぎたい、女性は人の世話をしたい、じっくり何かと関わりたい、という性質があるようです。

人の世話をする職業は、例えば物を沢山売れば、その分収入になりますが、人を沢山集めれば、また人をケアする時間や人手がかかるので、かけるコストと得られる収入は物とだいぶん違いますよね。教育での利益追求には限界があります。

 

ここからも、男女の性質と仕事の適性、時間の使い方が見えてきますね。

 

2.現代社会の根幹が「利益を出し続けること」にあること

「利益を出す」ことを「毎日続ける」という継続が利益確保に必要だということですね。

「モモ」では人々が「時間の節約」を求めて生活の余裕と仕事を楽しむ心がなくなって行く様子をうまく描いています。

 

時間が節約されたら、好きなことが出来るか、というとそうではなく、頑張って働いた分休んだり、買い物をしてお金を使って、また働く、という生活が繰り返されます。

つまり、社会の平均が「毎日働く」というところにあるし、モモでは、子供と遊ぶ大人がいなくなったので、子供は「毎日学校に行く」ことになった、と書かれています。

 

男性は毎日〜2日に1回射精するサイクルですから、カレンダー通りの生活が出来ますが、女性は月の暦、月経と言うように1ヶ月の中で変化があります。

まぁ、普通に考えて、変化し続けている物に毎日同じことを強制するのが難しいですよね。

ただ、子供の頃から男女平等で、同じ学校生活を送っているので、

女の子は自分がこの生活に合っているのかしら?

なんて考えないと思います。

そして社会人になって、あるいは母になってから「本当にやりたいことって何かしら?」と考えたりして、パートやアルバイトをしながら好きなことをする方が多いでしょう。

 

婚姻率が下がってきたから「貧困女子」が目立っているだけで、女子は元々男子より稼げません。

早くお嫁にいっていたから「世帯ごと」の格差として考えられていましたが、男女収入の差はずっとあります。

この社会の時間とお金のバランスが合っていないのです。

 

3.「効率」を求めると無表情になること

「モモ」では、理髪師のフーガーさんが時間どろぼうに会い、時間節約のため、笑わず喋らず、1時間のカットが20分で終わるようになった、ということを書いています。

 

「あばたもえくぼ」「女は愛嬌」というように、昔から女の子には笑顔が大事と言われていますね。

例えば、「ココシャネル」を例に挙げますが、彼女が、あの有名ブランドの社長なのに、お洒落じゃなかったらがっかりしますよね。

でも、多くの大企業の男性社長はお洒落でなくても尊敬されますよね?例えばビルゲイツとか孫正義社長とか。女性には社会的に成功しても「美しさ」「かわいらしさ」がとても重視されます。

 

ところで、もし道を聞きたいと思った場合、ぶすっとしている女の子と、笑顔の女の子がいたら笑顔の子に聞いてみたいと思いませんか?

しかしながら、こうした「話しかけられやすさ」は「効率の邪魔」でもあります。

例えば、空港の案内所の職員が、にこにこ、丁寧に対応してくれたら嬉しいのですが、もうフライトが迫っていて、前に何人も並んでいたら「そんなことより早く!」と思いますよね。多くの窓口も事務的な対応を心がけているように思います。

何が言いたいかというと、事務的になればるほど、無表情になり、女の子のかわいらしさが失われてしまうので、「効率的に」「早く」という社会システムは向いていないということです。

 

まとめ

以上、「モモ」と精子と卵子からみる現代社会の男女の仕事感覚の違いでした。

女の子の笑顔には無限の価値があるので、女の子が笑顔で、生活に困らず働ける社会が実現したら良いなと思っています。